間違った炭水化物抜きダイエットは効果がない
炭水化物抜きダイエット、今やっている人多いですよね。
正しいやり方をすると効果が出やすいですが、間違った方法だと全く効かないダイエット法だったりします。
今回はこの炭水化物抜きダイエットについて、また効果的なやり方についてお話します。
一番下まで読めば炭水化物抜きダイエットマスター!
炭水化物抜きダイエットとは?
その名の通り、炭水化物を全く摂らない、または減らすダイエット法です。
このダイエットは炭水化物、すなわち糖質を減らす事により摂取するエネルギーを減らすことで痩せるダイエットです。
しかしここで注意したいのは制限対象がご飯とパンと麺類だけではない事です。
糖質は穀類だけではありません。具体的には・・・
- ご飯
- パン
- 麺類
- 芋
- 果物
- 砂糖
これらは糖質を多く含む食べ物です。
穀類だけを制限して果物を大量に摂ったりしたら逆効果です。
つまり炭水化物抜きダイエットは正確には糖質抜きダイエットなのです。
炭水化物抜きダイエットの仕組み
炭水化物抜きダイエットは摂取する糖質を減らします。
結果的に血糖値を下げて痩せやすい状況をキープするダイエットでもあります。
血糖値、つまり血液中の糖質が少ないとエネルギーとして脂質を使いやすくなります。
糖質がないから代わりに脂肪をカロリーに変えて活動するエネルギーにするんですね。
普通、糖質はどのくらい摂ってるの?
糖質の標準摂取量は成人男性で300g、成人女性で250gです。
食材でいうと・・・
- ラーメン1玉(200g)・・・55.8g
- パスタ(ゆで200g)・・・53.8g
- ごはん1杯(130g)・・・47.8g
- ショートケーキ1個(80g)・・・37.2g
- 砂糖大さじ1杯(上白糖9g)・・・8.9g
ご飯でいうと女性でも約5杯分です。
『なーんだ、ごはん5杯も食べてないから大丈夫だ』なんて思わないで下さいね。
砂糖は摂ってませんか?めんつゆは使っていませんか?バナナなど果物は摂取していませんか?
これらも糖質を多く含みます。
バナナ1.5本はラーメン1玉とほとんど同じ糖質。
こう考えると、昔あったバナナダイエットって謎ですよね。
夜摂ったら消費されずにそのまま脂肪になります!
だから途中から『朝食バナナダイエット』へと変わったんですね。
効率の良い炭水化物抜きダイエットの正しいやり方
炭水化物抜きダイエットには以下の3つのポイントがあります。
- 炭水化物だけでなく糖質全体のコントロールをする
- 運動は血糖値の下がった食前に行う
- 朝はと昼は100g程度の適度な糖質を摂る
- 糖質はビタミンB群と一緒に摂る
1.上でも書いた通り、穀類だけでなく糖質全体をコントロールすることが大切です。果物は肌やカラダには良いですが糖質を多く含みます。
2.血糖値を下げて脂肪の燃えやすい状態を作りをする。最も脂肪が燃えやすい状態で運動を取り入れる。
3.朝と昼は穀物メインで合計100g程度の糖質(ごはん2杯分)を摂取。その理由は頭を使うときに必要なブドウ糖が無くなってしまうと体内のアミノ酸を使って合成してしまうから。アミノ酸はタンパク質の元となり、ダイエットに必須な物質。
4.アミノ酸を確保するために朝と昼に糖質を摂取する際、一緒に摂りたいのがビタミンB群を含む食物。ビタミンB群は糖質をエネルギーに換えるのを助けるので効率の良いエネルギーサイクルができるようになる。ウナギや豚肉、魚卵、大豆など。納豆や豚ロース、タラコなどをおかずにご飯は玄米にすると効果的。
この4工程で炭水化物抜きダイエットは効率よく、健康的に行えます。ダイエット実践中の方は是非取り入れてみて下さい。
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